LOGBLOG〜ログブログ〜part.2 木の温もり
こんにちは。LOG🌲BLOG〜ログ(丸太)ブログ〜です。
人が存在し始めた頃から、私たちの生活を支えてきた、「木」に関する記事を書いています。
今回は、「木の温もりってなんか良いよね〜」についてです。
木の温もりを感じさせる要素って色々あるかと思います。
その中でも、「触れた時に、じんわり温かい」と感じる性質について、お話していきたいと思います。
じんわり温かいのはなぜ?
木に触れるとじんわり温かく感じるのは、木が多孔質(たこうしつ)だからです。
木を顕微鏡で見てみると、まるでスポンジみたいに、細かな穴がたくさん空いていることに気づきます。
この穴(空間)には、たくさんの空気が詰まっていて、空気は熱伝導率が低いので、手で触れると熱が木に奪われず、自分に帰ってきているような感覚になるので、温かく感じるんです。
その逆に、鉄に触れるとひんやり冷たいですよね。鉄は熱伝導率が高いので、熱が奪われ、冷たく感じるんです。
だから無垢の木の床は、寝っ転がるのに最適なんですね〜
家の中まであったかい!
木が多孔質であることには、他にもメリットがあるんです。
それは、断熱効果と蓄熱効果です。
先ほど説明したように、木は多くの空気を含んでいて、空気は熱を伝えにくい性質を持ちます。
そのため、木は温まると冷めにくい(熱が逃げにくい)という性質を持っているんです。
そのため、夏は熱を溜め込んでしまいますが、冬は熱を外へ逃がしにくいので、温かい家になります。(最近は24時間換気がついている家が多いので、夏も十分快適です。)
まとめ
いかがだったでしょうか。
木の温かみは、触れる人心を落ち着かせてくれて、安心させてくれますよね。
それにはこんなすごい仕組みがあり、ちゃんと理由があることを知ると、自然のものはすごいな〜と感心させられます。
木の温もりで、この冬も乗り切りましょう! 笑
next. 木の触り心地について
〜about me〜
私たちOMEGA HOMEは「お客様の喜ぶ顔が見たい」をコンセプトに、愛知県西三河を中心に住宅リフォームを手掛けております。
これまで30年以上に渡り建設業に身を置くプロが、お家に関する様々なご要望にお応えいたします!
お見積りは無料です。どうぞお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちら
次の記事へ
LOGBLOG〜ログブログ〜part.3 木の触り心地 »