床フローリンの浮
今回のご依頼は居間8畳のフローリングがブカブカする。
高齢のお母さんが普段くつろがれる居間の床
廊下から部屋に入ると床が下がるので気持ちが悪いと・・・・・割れたら大変‼️かも
そうですね。複合床の内部は薄いベニヤの複合体で作られていています。
薄いベニヤをボンドで貼り合わせて12mmのフローリングが作られています。
その貼り合わせてあるベニヤのボンドが剥がれ出して、ブカブカしてしまうのです。
ブカブカしていた部分を剥離しました。
下地と床は乾燥していました。シロアリもいません。(😊)
床の下地材はアピトン材が使われていました。
余談ですが私が大工の小僧だった頃、今から40年くらい前ですが
このアピトン材に釘を打つ仕事を親方に教わっていましたが
この材木はとても硬くて、三寸釘がまっすぐ入らなかった事を
ふと思いだしました。
一生懸命げんのうで叩くのですが、これが
なかなか難しい、なんて昔の事を思い出しました。(まっすぐ入らないんです)
今はインパクトドライバーで施工しますから、随分能率が随分上がりました・
(余談ですが・・・)
ブカブカしていたフローリングを剥離して、その後下地にラワン合板を貼りました。
本当は全てを剥がして貼り直したいところでしたが、予算の関係で2箇所を補修して
そこをラワンベニヤで復旧して、増し貼りで仕上げにイクタの商品を施工しました。
下記がイクタ 銘木フロア ブラックチェリー 2P
お住まいのお母さんも床に座って喜んでおられました。
古いお家の施工でしたので、掃き出しサッシも片方が開かなくなってしまっていて
(地盤沈下で)あとどれくらい住めるかね〜なんておばあさん言っておられました。
確かに・・・・・・😅
完成
良い色合いのブラックチェリーでした。
新しい床は気持ちいいですね
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