防水工事あれこれ!
作業・施工内容
戸建て住宅には、必ずと言っていいほど、防水の施工された箇所
があります。屋根・ベタンダ・などなど。
厄介なのは陸屋根(平らな屋根の下が居室になっている場合)です。
なぜなら、降ってきた雨が溜まりやすい構造だからです。
最近ではゲリラ豪雨などもあります。多量に雨が降ると、排水処理ができなくなり
プールみたいになってしまいます。
ベランダなどの防水材料には様々な種類がありますが。戸建て住宅で一般的なのは
シート防水です。他にもアスファルト・FRP・ウレタン・エンビシート
などなどです。
さて今回ご紹介する案件はシート防水(陸屋根(平らな屋根)下の階は居室です。
寝室の天井から雨が落ちてきていました。
屋根の収水ドレンの部分周辺を開けてみますと
したの画像でした。
防水をめくり、床を解体するとこのような状況です。雨水を集めるドレンと呼ばれる
部分の接合不良からの漏水です。
大切な構造材は大丈夫でしたが羽柄材は腐っていました。
材料を切除して補強して防水層を新しいものにしました。
なかなか目が届かない屋根ですから登る事がない場所ですが
点検は重要ですね。せめて10年に一度は点検しましょう‼️
室内天井への被害が最小限で済んだので良かったです。