隣の家の目線が気になるけど・・・・・・・・・

作業・施工内容
引っ越してきたんだけど
お客様、住宅密集地に家を購入、中古住宅を購入してリフォームをすることに。
外部のリフォームをどこまでするか・・・・
気になるのは隣地の視線。
仲良くしていきたいけど、プライベートも守りたいと・・・
この購入された住宅は前面道路に勾配がすこしあります。
つまり、高い方からの隣地から、自分の家が覗かれている感じがするとの事。
さてどうしましょうか?
と言うことで、費用を抑えて目隠しの木製フェンスを設置する事をご提案。
一般的にはアルミのフェンスをする事が多いですが、今回はコストを抑えて
木製フェンスを設置することにしました。
こんな感じに仕上げました。
先ずはアルミの柱を設置しました。柱はやはりアルミがいいですね。
土に埋まりますから、何より柱が錆びない
こうして先ずは高さを想定しました。
柱が固定できたら、次は無垢の杉板を設置します。
切断しましたら、先に塗装を行います。(ここがポイント)
勿論無垢材ですから、木の呼吸を妨げないようにステイン材塗料を
選択します。(水性浸透性塗料)です。(ここもポイント)
間違ってもアクリル、シリコン塗膜塗料はつかわないでください。
木は呼吸しますので、やがて塗料の塗膜が剥がれ出します。
こうなったら後始末が大変!
ステイン塗料塗布は手間がかかりますが、メンテナンスを行なっていけば
数十年もたせられます。
一般的なアルミフェンスも使用可能ですが、初期コストは少し高めですね。
特にシートタイプのウッド調のものに多く見られる現象ですが
剥がれ出したら、本体ごと交換以外に修繕の方法はありません。(泣)
手間を惜しまなければ、無垢材も結構味がありますね。
コストは結構抑えられます。
完成です。☺️
無垢の場合本当は材料の重ね合わせ部分を少し隙間を開けると
良いかと思います。(無垢は呼吸しているので)
今回はお施主のご希望で隙間を無くしました。