洗面化粧台が曇らなくなる仕組み
洗面化粧台は浴槽の近くにあります。
ホテルなどは同じ空間に化粧台がありますね。
お風呂にお湯が張られると、湯気で化粧台の鏡が曇ってしまいます。
そのくもりを抑えるために、「くもりシャットミラー」という構造の鏡があります。
その構造とは
くもりシャットミラーの表面全体に吸水性のある樹脂膜をコーティングしております。
そのコーティングが洗面室の湿気(水蒸気)を吸水し、ミラー表面に水膜を作ることでミラーが曇りません。
「くもりシャットミラー」は、ミラー表面の「柔らかい樹脂膜」が細かな水滴を吸収してくもりをおさえます。
このミラーならタオルで鏡を拭かなくても済みます。
しかし・・・気をつけないといけない事があります。
この鏡表面に加工がしてありますので、硬いブラシで擦ったり
してしまうと大変な事になります。先日ハウスクリーニングを依頼した業者さんが、このガラスに傷がついてしまった
と電話して来られました。
現地に見にいくと、表面に傷がついて白くなってしまっていました。)💦
コーティングに傷がついて白くなっているではないですか。
結局は、キャビネットごと、交換することにしました。
なんとも、高いクリーニング代になりました。
ハウスクリーニングであっても慎重に取り組まないと、大変な事になりますね。
傷は見えにくいですが、白くなっています。
キャビネットごと交換
お客さんは喜んでいましたが・・・・(😂)
高い勉強料ですね。
前の記事へ
« セロハンテープにご用心・・・・次の記事へ
和室土壁のリフォーム »