愛犬とのくらし その1 騒音対策について
このコロナ禍で、ペットを新たに飼い始めたと言う方も多いかと思います。
どんな服を着せるか、どんな餌をあげるかなど、考えることはたくさんあります。でも、やはり一番考えてあげたいのは、
「愛犬、愛猫にとって暮らしやすい家だろうか」
と言うことではないでしょうか。
ほとんどの犬や猫は、生活の多くの時間を「お家の中」で過ごします。
ですから、愛犬・愛猫にとって暮らしやすく、ストレスのないお家であることは、ペットに関する様々なトラブルを解決することにもつながってくるのです。
そこで、これまで様々なペットを飼ってきた経験と、住宅リフォームの豊富な経験から、愛犬・愛猫が暮らしやすいお家にするための役立つ情報をシェアしていきたいと思います。
今回は、その1「騒音対策について」です。
愛犬を守る、騒音対策
犬を飼うときに、やはり気になるのは、「騒音」ではないでしょうか。
犬は吠えることによって感情を表現するわけですから、ある程度しつけることはできても、完全に吠えなくさせる、と言うのは難しいでしょう。
ですから愛犬が吠えたときに、①近所迷惑にならないように。と言うことに配慮する必要があるでしょう。
でも、騒音に気を付けるべき理由がもう一つあります。
それは、②外部の騒音を犬が「不審者」と勘違いをして、怯えたり、もっと吠えたりしないように。と言うことです。
愛犬がよく吠えるのには様々な要因が考えられますが、外の騒音に敏感に反応をしてしまっている、と言うのも一つの理由として考えられるのです。
以上の理由から、愛犬を守るために、騒音対策を施すことを検討する必要があるでしょう。
では具体的にどんな騒音対策ができるでしょうか。
①防音サッシを設置する
騒音対策として、まず挙げられるのは「防音サッシ」を設置することです。
なぜこれが効果的かと言いますと、通常のサッシですと意外と隙間が空いているので、音の出入りがあるんですね。
ですので、防音サッシを設置することで音の出入りがなく、騒音対策ができます。
しかし、リフォームで防音サッシに交換するとなると、大掛かりな工事となってしまいますので、既存サッシの内側に設置する「二重サッシ」とするのがおすすめです。
②吸音素材を天井や壁に貼り付ける
意外と知らない方が多いのですが、遮音素材(遮音カーテンなど)だけでは、音を小さくすることはできません。
なぜなら、遮音素材は音を通さないだけで、音を跳ね返し続けてどんどん音を大きくしていくからです。
次第に遮音素材を通り抜けてしまうんです。
それで、騒音防止のために音を小さくすることが目的であれば、吸音素材も合わせて使用するのが効果的です。
可能なら、吸音素材の裏に遮音素材があるといいでしょう。
吸音素材には、ウレタン、スポンジ系や、断熱材としてよく使われるグラスウールなどが挙げられます。
まとめ
いかがでしたか。
愛犬との楽しくて穏やかな生活のため、できる対策を施していくなら、人もペットもストレスフリーで生活していくことができますね!
「騒音対策」と言う点で、この記事に参考になる情報がありましたら幸いです。
ではまた次回。
(参考文献:「犬・猫の気持ちで住まいの工夫」作:金巻とも子 彰国社)
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