愛犬とのくらし その3 汚れ・傷対策について
こんにちは。OMEGA HOME櫻井です。
住宅リフォームのプロが、これまで様々なペットを飼ってきた経験と、リフォームの豊富な経験から、愛犬・愛猫が暮らしやすいお家にするための役立つ情報をシェアしています。
今回は、愛犬とのくらし その3「汚れ・傷対策について」です。
愛犬には家の中で、のびのびと生活してほしいと思うのではないでしょうか。
しかしそうとはいえ、愛犬が派手に遊び回ったことによる、家の壁の汚れやフローリングの傷は避けたいですよね。
特に、トイレトレーニングをする前だったり、まだ1歳半以下の子犬の場合、床や壁、建具を汚したり、傷がついたりすることがよくあるようです。
では、そうした汚れ・傷を避けるため、どんな対策ができるでしょうか。
壁にできる対策
家の壁で検討しなくてはならないのは、まず「壁紙の汚れ対策」ではないでしょうか。
先ほどお話しした通り、トイレトレーニング前の子犬の場合は、用を足す場所を間違えたりで、壁紙を汚してしまうことがあります。
その対策としてできることは、リメイクシートや壁紙シートを、犬の高さ(人の腰高)くらいの高さまで貼っておく、と言うことができるかもしれません。
例えば上のような、後から剥がせるタイプのリメイクシートを貼っておくなら、汚れを拭き取ることも簡単ですし、汚れがひどくなれば交換することも可能です。
また、部屋のイメージチェンジも気軽に行えることも、嬉しい点ですね。
壁に関してもう一つ対策を検討したいのは、「巾木(はばき)」と呼ばれる、下から5cm~10cmほどの、部屋の周囲全体を囲むように貼られている部材です。
ご自宅の巾木の多くは本物の木ではなく、ほぼ紙と同じような素材でできているため、水に濡れるとあまりよろしくありません。
そのため、壁紙と同じくリメイクシートなどで保護しておくなら、もしもの時にも、すぐに拭き取ることが可能でしょう。
床にできる対策
床に関して検討したいのは、「トイレトラブルによる濡れ」と、「引っ掻き傷」です。
できる対策としては、
・床材の上にペット用のシートを敷く。
・クッション性のある床材を重ね張りする。
などが挙げられます。
そのようにすることには、大きなメリットがあるんです。
①濡れても綺麗に拭き取れる。
多くのご家庭のフローリングは、濡れると水を吸い込んで、膨らんだり、剥がれたりすることがあるからです。
なので、その上に別のシートを敷くなら、濡れてもすぐに拭き取ることが可能ですので、良い対策です。
また、トイレの失敗などによる匂いが定着してしまうと、トイレトラブルの誘発や、その場所を掘るようになるなどの問題が起きてしまうことがあるので、匂いを綺麗に拭き取れるようにすることは重要です。
②引っ掻き傷からフローリングを守れる。
犬の爪は意外と硬いです。そのため、家の中で活発に動いたりするなら、当然床を引っ掻きながら歩くことになりますので、傷がつきます。
人が生活するだけでも十分傷が付くフローリングですので、特に賃貸のお部屋の場合には、フローリングを守ることは重要でしょう。
③愛犬の足腰への負担軽減。
フローリングは犬にとって、固く、ツルツル滑るので走りにくいです。そのため、ジャンプした時の着地や、走った時に足が空回りしたりして、足腰に負担がかかり、転んで怪我をする原因にもなります。
そのため、ペット用のクッションフロアなどを敷いてあげるなら、足腰への負担軽減、怪我の予防にもなり、愛犬を守ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
愛犬との楽しくて穏やかな生活のため、できる対策を施していくなら、人もペットもストレスフリーで生活していくことができますね!
「汚れ・傷対策」の点で、この記事に参考になる情報がありましたら幸いです。
ではまた次回。
(参考文献:「犬・猫の気持ちで住まいの工夫」作:金巻とも子 彰国社)
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